美しくドラマティックに
機会あって
一条ゆかり(先生)の『恋のめまい 愛の傷』を再読しました。
少女漫画(のちょっとお姉さん版?)です。
1995年ごろに描かれたものみたい。
その素晴らしさに改めて、感嘆!
なんて美しくて繊細で、ドラマティックなんだろう。
知らない方のために簡単に書くと、
一条ゆかり(先生)は有名な少女漫画家で
代表作はおそらく『有閑倶楽部』あたりなのかな。
私は上以外だと『正しい恋愛のススメ』が好きです。
なかなかぶっ飛んだ話ですけどね。
絵柄が本当に繊細で美しくて、登場するものがみんな美しく描かれていて
それでいてストーリーも面白くて
改めてものすごい作家さんだと思いました。
男性はこういうものの良さってあまり感じないのかな?
素晴らしい作品に性差なんて無い気がするのですけれどね。
読んだこと無い方は、是非読んでみてください。
それにしても、13年も前に描かれた作品ですが
依然として輝いているなあと感じました。
エンターテイメントって日々新しいものが生まれているけれど
出会いの量って限られているから、
巡り合いにかけがえのなさってありますよね。
ホント、そこに誕生してくれてありがとう!みたいな。感謝。
一条ゆかり(先生)の漫画は
重厚な美しさと色気のある作品が本当に素敵です。
そこにある非日常の世界って、少女にも、元少女にも、
憧れの気持ちを思い起こさせる強い魅力があります。